よくケアマネージャーから
「昨日退院した方で訪問リハビリを希望しているのですが入れますか?」
と依頼がきます。
まぁすぐに入れる場合と入れない場合があります。
すぐに訪問リハビリを開始できる場合
退院する際に、入院中の主治医から訪問看護指示書をもらっている方はすぐに入ることができます。
これは予め退院後は訪問リハビリを使うことを想定して、入院中に担当の主治医が指示書を書いて頂いている場合です。
すぐに訪問リハビリが開始できない場合
これは先ほどとは逆に退院時に訪問看護指示書をもらっていない場合です。
この場合では、入院中の主治医かかかりつけ医に連絡し、訪問看護指示書を書いてもらえるか確認する必要があります。
入院中の主治医ならすぐに書いてもらえる場合もありますが、退院後はもともとのかかりつけ医に依頼する場合は受診する必要があることが多いです
流れでは、
かかりつけ医を受診
↓
主治医の診察を受け、訪問リハビリを使いたいと伝え、了承をもらう
↓
訪問看護ステーションから指示書依頼を郵送で送る
↓
主治医は指示書を作成し、訪問看護ステーションに送る
↓
指示書が届き次第、訪問リハビリが開始できる
という具合です。
この流れを踏む必要があるため、すぐに訪問リハビリを開始することができません。
特に大病院の場合は指示依頼をお願いして、帰ってくるまで数週間かかることがあります。
退院後の支援を考える
私も病院で勤務していた時は、退院後にどういったサービスを使うのか具体的に考えていませんでした。
患者さんが退院した後にどういった生活になり、どのサービスを使っていくかをうまく想像することができていなかったと思います。
今後、入院期間はますます短くなっていくと思います。
入院から在宅への支援にスムーズに移行していくためにも予め必要なサービスを検討し、そのサービスに必要な書類を退院までに準備していく必要があります。