訪問看護・リハログ

作業療法士の将来性

タモ
タモ
こんにちは。タモらぼ管理人の作業療法士のタモです

後輩ちゃん
後輩ちゃん
こんにちは。タモさんの後輩作業療法士の後輩ちゃんです

タモ
タモ
今回は作業療法士の将来性について考えてみよう

後輩ちゃんはどう思う?

後輩ちゃん
後輩ちゃん
作業療法士は国家資格なんで将来は安心だと思います!
それに就職先もいっぱいありますし

タモ
タモ
それじゃ一緒に見てみようか

作業療法士の現状

2018年度における全国での全作業療法士の有資格者数は94,255人(日本作業療法士協会誌第89号より)となっており、毎年4000~5000人前後の作業療法士が誕生しています。

2020年度には全国で10万人以上の作業療法士がいることになります。

どこで働いているのか

病院や診療所等の医療法関連施設:60%
介護保険関連施設:10%
老人福祉法関連施設:3%
児童福祉法関連施設:0.1%
身体障害福祉法関連施設:0.1%
法外施設:0.2%
障害者総合支援法関連施設:0.8%
児童福祉法関連施設:1.6%
その他:4.7%
不明:7%
休業中:10%
(出典:2018年一般社団法人日本作業療法士協会領域別会員数)

6割の作業療法士が病院等の医療機関に就職しています。

 

作業療法士の給料

●男性作業療法士の場合

年齢 年収 月収 年間賞与
20~24歳 311.9万円 23.5万円 28.9万円
25~29歳 368.6万円 25.3万円 64.4万円
30~34歳 414.2万円 28.7万円 68.7万円
35~39歳 433.8万円 29.6万円 78.2万円
40~44歳 476.7万円 32.2万円 90万円
45~49歳 483.7万円 33.9万円 76.7万円
50~54歳 539.6万円 35.9万円 108.3万円
55~59歳 530.9万円 34.9万円 108.3万円
60~64歳 412.7万円 29.8万円 54.6万円
65~69歳 451.3万円 31.4万円 73.9万円

●女性作業療法士の場合

年齢 年収 月収 年間賞与
20~24歳 343万円 23.9万円 55.2万円
25~29歳 360.1万円 24.8万円 61.5万円
30~34歳 376万円 26.1万円 62.8万円
35~39歳 398.8万円 27.7万円 66万円
40~44歳 445.4万円 30.3万円 81万円
45~49歳 447.6万円 30.6万円 79.8万円
50~54歳 498.1万円 33.5万円 95.4万円
55~59歳 498.1万円 33.5万円 95.4万円
60~64歳 413.8万円 31.3万円 37.8万円
65~69歳
※引用PT・OT・STworkerより

 

男女ともに40~44歳で一般の平均年収を超える結果となりました。

男性の年収は30歳以降で400万円を超え、女性の年収では、40歳以降で400万円を超えていることから男性よりも女性の年収の上昇はややゆっくりです。

しかし、男女共通して年齢が上がるにつれ、責任ある役職につくことで年収も増えていいます。

ただ、年収が600万円を超えることは厳しいです。

また、20~65歳まで勤めたと仮定した場合の作業療法士の生涯賃金は1.77億円程度です

日本平均の生涯賃金は1.90億円。と平均より下回っています。

作業療法士の今後

作業療法士(理学療法士・言語聴覚士を含め)を取り巻く環境は厳しくなっていくと思ます。


確かに日本は超高齢化社会であり、高齢者の割合は、今後ますます高くなっていきます。

高齢者が増えれば、それだけサポートを必要とする人が増加し、需要は今後ますます高まっていきます。

しかし、行政は医療費を削減する為に改正の度に診療報酬を削ってきており、作業療法士の収益が減ってきています。

そのような状態で今後年収が上がっていくとは考えづらく、どちらかと言えば年収は下がっていくかもしれまんせん。

後輩ちゃん
後輩ちゃん
年収は高くもなく、低くもなくって感じなんですね
でも普通の生活なら不自由なさそうですね

タモ
タモ
普通の家庭で普通の生活をしている人でも人生の3大支出である家、車、保険だけで約1億円かかるって言われてるんだ。

もし子どもが出来たら1人育てるの約2,000万円、二人なら4,000万円。

そこに毎月の生活費って考えるとどうかな?

後輩ちゃん
後輩ちゃん
共働きしないと無理です!

タモ
タモ
だからお金に対して正しい知識がなく、普通の生活をしていたらお金はなかなか貯まらないんだ

お金に対する

  • 貯める力
  • 稼ぎ力
  • 増やす力
  • 守る力
  • 使う力

をつけていかないとね

私の取り組み

私は企業の訪問看護ステーション部門で働いています。

私自身が作業療法士として収益を出すためには訪問件数を増やしていくしかありません。

それは作業療法士が自分の労働(時間)をお金に変えているからです。

訪問リハビリは病院などの医療機関に比べて給料は良いです。

それは、訪問件数が増えればインセンティブが付き、給料は増えるからです。

しかし、反対に件数が減れば給料は減ります。

また、年を取っていくと若い時のように件数を回るのも厳しくなってきます。

今私が取り組んでいることは1つだけです。

自分の市場価値を高める為に新しいことはとりあえずチャレンジして経験を積む これだけです。

私の会社の中での価値

去年、私は主任という役職を頂きました。


訪問以外にも職員のスケジュール調整やコミュニケーション、面談、新規との契約という新しい業務が増えました。

最初はうまくできなかったできず、失敗が多かったです。

しかし、失敗した経験は次には活かしていくことで徐々に失敗は減っていってます。(それでも失敗はします)

去年と比べると1年前よりは出来ることも増え、主任としての業務を果たせるようになってきました。

他にも社長から会社のホームページを作るように頼まれました。

昔にホームページビルダーで作ったことはありますがお粗末すぎて会社のホームページとしてはとても使えません。

ネットで現在の主流を調べ、ワードプレスの本を買い、独学で勉強し何とか形にはできました。

そのホームページを見て新規の依頼や新職員の採用にもつながりました。

私は会社に作業療法士や主任以外の価値が提供できるようになりました。

  1. 会社の中で唯一ホームページを作り、編集、更新ができる人材
  2. 新規依頼の獲得につながる広報を発信することできる人材
  3. ホームページの求人があることで転職サイトから紹介を通さなくてもいいので経費がかからない

まとめ

現在は作業療法士が働く場所は、病院などの医療機関・福祉施設・介護施設・児童相談所など多岐にわたります。

今後も活躍の場が広がっていくと考えられるでしょう。

私は、自分の価値を高めていくことが今後も生き残っていく方法・手段だと考えています。

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