証券会社と銀行の違い
証券会社は幅広い投資商品を扱う金融機関
証券会社は、投資に特化した金融機関です。
株式や債券など、銀行では取り扱っていない投資商品が購入できます。
銀行でも投資信託は購入できますが、証券会社と比べると取扱数は少ないです。
銀行は生活に密接した金融機関
銀行は、証券会社よりも生活に関係する多くのサービスを提供しています。
お金を貯めるだけでなく、光熱費やクレジットカードの引落などの決済機能のほか、ローンを借りることもできます。
日本人は世界的にみて証券口座を持っていない
皆さんはいくつの銀行口座を持っているでしょうか?
日本人は1人で銀行と信用金庫を合わせた個人の預金口座数は、約10億口座にもなるそうです。
日本人1人当たり10口座近くを持っていることになり、世界的にみても多いそうです。
それぞれの資産保有率は、証券業協会の平成30年度《証券投資に関する全国調査》によると、
「預貯金」 92.8%、
「株式」 12.6%、
「投資信託」 9.2%、
「公社債」 2.7%
9割以上の人が、1人10口座近く銀行口座を持っているのに対し、証券口座の保有は株式・投資信託・公社債併せても約24%程です。
1人で証券口座を複数持っている人もいるので、実際に証券口座を持っている人の割合はもっと低いと思います。
銀行に預けていてもお金は増えない
現在の銀行の低金利では、お金をただ預けているだけではお金は増えません。
証券口座と聞くと「株はギャンブルだ」と言う方はもいます。
確かにハイリスクな株はギャンブル要素も強くなっています。
しかし株式投資は、リスクが大きい株式投資だけではありません。
少額からコツコツ積み立てられる投資信託や節税しながら老後に備えられる個人向け年金など、いろいろな金融商品を購入できます。
証券口座は無料で作ることができるのでまずは1つ作ってみるもの良いと思います。
私の場合は楽天証券とSBIネオモバイル証券の2つの口座を持っています。
SBIネオモバイル証券は日本株を1株から買えるので現金資産があまりなくても買うことができます。