安くする方法ってあるんですか?
給料に応じて決まるし、給料から天引きされるからね
今回はそんな社会保険について説明するよ
社会保険とは
国民の生活を守るために病気や老後などのリスクに備える社会保障のことです。
社会保険の種類
- 医療保険:健康保険、国民健康保険(通称こくほ)
- 年金保険:国民年金、厚生年金
- 労働保険:雇用保険(失業保険)、労災保険
大きく分けてこの3つです。それでは詳しく解説します。
医療保険について
健康保険と国民健康保険の違い
健康保険:会社員が会社を通じて入る保険 国民健康保険:事業主が入る保険
国民はどちらかに入っています。保険証も保険率も変わってきます。
医療保険の主な用途
皆さんは病院に行った時に保険証を出しますよね。
もし医療費の合計が1万円で実際に払う金額は3000円になります。
差額の7000円は国が負担しています。
他にも高額療養制度や出産一時金などの助成制度があります。
高額療養制度は月間の病院代が10万円になる制度です。
手術代や治療費に100万かかっても10万円程度で済みます。
年金保険について
年金保険の種類は2つ
①基礎年金と呼ばれる国民年金
払う金額ももらえる金額も全て一律
②厚生年金
国民年金に上乗せして入ります。給料に応じて各自支払う金額が違っており、たくさん支払った人は沢山もらえます。だから人によってもらえる金額が違います。
年金の役割
老後のリスクに備える保険の役割があり、3種類あります
老齢基礎年金:65歳以上からもらえる
障害基礎年金:病気やケガで障害が残った時にもらえる
遺族基礎年金:加入者が死亡した時に残された妻や子供に払われる
その他にも企業年金:会社が用意する私的な年金
労働保険について
雇用保険(失業保険):会社を辞めて無職期間中に一定期間お金をもらえる
労災保険(労働者災害補償保険):業務中や通勤の際のケガや病気に対して支払われる
社会保険料はどうやって決まるのか
事業主
医療保険
国民健康保険:前年度の課税所得に応じて決まる
年金保険
国民年金:全員固定
会社員
医療保険
健康保険:4.5.6月の給料(標準報酬月額)に基づいて決まる
年金保険
国民年金:全員固定
厚生年金:4.5.6月の給料(標準報酬月額)に基づいて決まる
労働保険
会社が決める
個人事業主が入る保険は「前年度の課税所得に基づいて決まる」
会社員が入る保険は「4.5.6月の給料に基づいて決まる」
社会保険率一覧
それに社会保険があるから安心して暮らしていけるんだ